2012年08月25日 (土) | 編集 |
やっとエンジンOHする準備ができたので、今日3時間くらい猛暑の中で作業してました。
まずは、メットイン外してこんなかんじになります 無駄なアーシングが目立ちます(悲
お次にクーラントオイルを抜きまっせ。使用していたクーラントはワコーズのLLC。水で割らず100%で使用してましたw 今回のOHでクーラントと水の割合は50:50にしました。 ラジエーター液は一般的にLLC(ロングライフクーラント)が使用されています。LLCを混入するとラジエーター液が0℃でも凍結しなくなり、水が腐敗しなくなるので錆を防止し、沸点が上昇するのでオーバーヒートも起こしにくくなります。
シリンダーが外せるようにラジエターホースを外し、ついでにサーモもはずします。オーバーヒート防止的な何か… なぜついているのかというと、少しでも早くエンジンを温める目的だけでついている。ようはスピードが出てるときに水回りが悪い。暖気をきちんと行えば取っても大丈夫かと思います
いよいよシリンダーを取り外す作業です。
シリンダーヘッドを取ったのですが、ピストンにスラッジが結構たまっていますね。
シリンダーヘッド↓
燃料濃かったのだろうか…
クランク異状なさそうなので、軽く2stオイル塗っときます。
ガスケットに2stオイルを塗ると密着性が高まります。それと同時に再度シリンダー外すときに簡単にはがせます。意外と知ってそうで知らない豆知識かと
EXUP が上になるようにします。
シリンダー・シリンダーヘッド組みつけのときは、ちゃんと当たりが出るようにヘッドを軽くしめて何度かキックして規定トルクで閉めこみます。(今回は2kかけときました) 手ルク(手で感覚トルク)でしめても問題ないと思いますが、バランスが取れていないと、クーラント多少漏れますw シリンダーヘッドにアーシングしたら走行中にエンジンから白い湯気が出ているなぁと思いつつ赤信号でエンジンを見ると隙間からかすかにクーラントが漏れる事件が…
ピストン外して改めて見ると、けっこうスラッジたまってんよね これで走行距離 約10000kmぐらいです。
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以上エンジンOHでした。
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